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ご供養ブログ


大切なペットが亡くなったら…ペットの散骨ってできるの?

ペットとの悲しいお別れと、辛いペットロスを乗り越えたら、ゆっくりと考え始めたいのが「お骨」についてです。

合同供養を希望せず、個別火葬とお骨の引き取りをご希望された場合は、お手元にペットのお骨が残ります。

近年では、飼い主さんご自身の高齢化や生前整理の過程で、ペットの散骨を検討される方も増えています。

本日は、ペットの散骨にまつわる情報についてご紹介いたします。

大好きなペットと納得のできる形でお別れがしたいと考えている方は、どうぞ最後までお読みください。

 

ペットの散骨は、法律上問題ないの?

現在日本の法律では、人間の散骨について明確な決まりがありません。

一部の自治体では墓地以外への散骨を禁止していますが、刑法190条の遺骨遺棄罪や墓埋法では常識を逸脱していない限り、散骨を禁止していません。

人間の散骨に関しての決まりがあいまいですので、ペットのお骨に関しても散骨は禁止されていないというのが現状です。

 

とはいえ、実際にペットの散骨が可能な場所は非常に限定的

法律上は禁止されていない散骨ですが、実際に散骨を行う場合はその土地の所有者に許可を取る必要があります。

また自分の所有する土地であっても、引っ越しや売却の可能性がある敷地内での散骨は、将来的にトラブルを招きかねませんので、ご注意ください。

最近では散骨用ドローンやバルーン葬といった空からの散骨もトレンドとなっています。

しかし撒かれたお骨が落下する土地の所有者とトラブルになる可能性もございますので、やはり細心の注意が必要です。

 

現実的なペットの散骨場所は「海洋」

農業用水や生活用水として使用される可能性のある川や湖への散骨はできませんが、船に乗って沖合で散骨する方法は、現在の日本で最もトラブルの少ない散骨方法といえます。

大切なペットのお骨を自然に還す方向でお考えの場合は、海洋散骨をおすすめいたします。

 

ペットの散骨は、参拝できない寂しさも

ペットの散骨は、お骨の管理という問題を解消することはできますが、参拝したりお焼香をあげたりできないというデメリットもあります。

また「やっぱり手元にお骨をおいておきたかった」と考えても手元に戻ってくることはありませんので、散骨前には十分な検討が必要です。

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