ペットを飼う家庭も増えてきており、多くの人がペットとの生活を楽しんでいます。

大切なペットとお別れをするとき近年は「火葬」の人気が高まってきています。

どうして火葬の人気が高まっているのでしょうか？今回はその理由をお伝えしていきます。

ペットの葬は大きく分けて2種類

ペットの葬は大きくわけて以下の2種類があげられます。

1.土葬

2.火葬

数十年前までは土葬の人気が高く火葬は人気が低い傾向にありましたが、近年では逆転をしています。その理由をお伝えしていきます。

土葬による問題

土葬とはその名の通り「土に埋める」行為のことです。土葬の問題点は大きく分けて３つあります。

一つ目が野生動物に掘り起こされてしまうこと。

動物たちは人間たちの数百倍の嗅覚を持つといわれています。そのため土葬をすると動物たちには匂いがわかってしまい、掘り起こされる可能性があります。

掘り起こされないためには2メートル以上の深い穴を掘る必要があり労力がかかるのが非常にネックです。

2つ目は土葬をしても土にかえるまでは時間を要することがあげられます。

土にかえるには私たちが想像している以上に時間がかり、30年・40年といわれています。

その間に掘り起こされる可能性もあるため、場所を選ぶ必要があります。

3つ目は自分の私有地以外で土葬は禁じられていることです。

例えば公園や森の中などに埋めることは法律で禁じられています。もしこれを無視してしまうと損害倍書を求められるため注意が必要です。

そのため土葬をするには私有地が必要となってきます。

火葬が人気の理由

火葬が人気の理由は以下の２つがあげられます。

1.遺骨を手元に残せる

2.家族らしい別れかができる

個別火葬を行うことで自分の手元に愛するペットの遺骨を残すことができます。

「仕事が忙しくて立ち会えないから火葬はできない…」そう思っている方もご安心ください。

火葬には様々な種類があり、立ち合い不要でも行ってくれます。

ご家庭の都合に合わせて火葬をしてもらえるため安心して任せることができます。

また人間と同じような供養をすることができます。ペットといっても大切な家族。

家族の一員であるペットとのお別れにしっかりとした葬儀にしたい方にはおすすめの方法といえるでしょう。

まとめ

土葬を行うよりも火葬を行う方が遺骨も残り、ペットとしっかりとしたお別れを行うことができます。

ペットとのお別れは飼い主にとって非常に辛いもの。ご家庭に合った方法でお見送りをしていきましょう。