【東京市場】朝方、ドイツ政局問題でユーロ売り、その後膠着

 朝方ユーロが一気に売られる展開が見られた。秋の総選挙後続いていたメルケル首相率いるCDU/CSUとFDP(自由民主党)、緑の党との連立協議に関して、FDPが連立からの離脱を公表し、失敗に終わったことが判明。  CDU/CSUと緑の党だけでは過半数に届かないことから、ドイツの政局の不透明性が一気に広がり、ユーロ売りとなった。  今後に関しては、1)その他政党との連立を模索、2)少数予定での運営、3)再選挙の選択肢が挙げられる。もっとも、その他政党に関しては、選挙前まで連立を組んでいた第二党SPDが連立を組まないことを何度も表明。反移民を主張する極右AfDとは組まないことをメルケル首相が以前から発言しており、相手先が言辞的に存在しない。2)で不安定な政権運営を行うか、再選挙を行うかしかない状況で、厳しい状況となりそう。  ユーロドルは朝方の1.18手前から1.1720台へ急落。1.1722を付けた後の戻しは1.17台半ばで止められており、もみ合いに。  ドル円は112円ばさみでの値動き。ドイツのニュースに関しては、ユーロ円の売りにいったん値を落とすも、111円台では買いが入り、112円台を回復も、112円20銭程度までで、その後再び112円ばさみへという流れに。 minkabu PRESS編集部 山岡和雅