【東京市場】円安優勢に

 ドル円は買いオペ減額後の円買いが限定的なものにとどまったこともあり、すぐに円安が優勢に。  日銀は午前の定例オペで実施した国債買い入れオペ(公開市場操作)において、残存期間「5年超10年以下」の買い入れ額を従来から200億円減額し、4300億円としたことを受けて、瞬間的に円買いが優勢に。  もっとも下げは限定的で、すぐに戻すと、一転して円安が優勢となり、ドル高円安が進行。底堅さが印象付けられたこと、75円安で始まった日経平均が100円を超える上昇まで一時買い進まれたことなどが、円売りを誘った。  買いオペ減額の分、ETF買いが強まるのではなどとの観測まで流れた模様。    高値を付けた後は109円近辺でもみ合い。午前の上昇で109円20銭を付けた後、最初の押し目は109円01銭までとなり、後場に入って高値を更新して109円24銭まで。その後も109円台推移が続く格好に。  ユーロは、ドイツ銀行の信用格付けなどを嫌気して売りが優勢に。  昨日FDIC(連邦預金保険公社)の問題銀行リスト入りなどが報じられて、大きく株安が進んだところに、格下げ報道で、警戒感が広がり、ユーロ全体の売りにつながっている。  minkabu PRESS編集部 山岡和雅