【東京市場】円安、米朝首脳会談の中止発表を北朝鮮は看過できず

 25日の東京外国為替市場でドル円は109.14円付近まで下落した後、109.74円付近まで上昇し、トランプ米大統領が米朝首脳会談の中止を発表する前の水準へ戻した。  北朝鮮が始めた外交上の駆け引きに米国が会談の中止で応酬した後、北朝鮮が対話の継続を要請し、円売りが誘われた。  月末相場に差し掛かっており、5・10日となる本日の仲値決済でドル買いが入ったとの観測がある。ただ、週明け月曜日は米国や英国が祝日となることから、午後の値動きは鈍った。ドル円は109円半ばで推移している。  5月の東京都区部消費者物価指数(CPI)は総合が前年比0.4%、生鮮食品を除くコアが同0.5%、生鮮食品とエネルギーを除くコアコアが同0.2%だった。東京都区部の動向からすると、5月の全国CPIの伸びも停滞する見通し。  ユーロ円は128.52円付近、ポンド円は146.73円付近、豪ドル円は83.10円付近まで水準を切り上げたものの、上値は限定的。ユーロ圏や英国の景気減速が主要国の楽観的な見通しを後退させ、クロス円の上値を抑えている。 minkabu PRESS編集部