【東京市場】トランプショック、ドル安円高株安の流れ

 19日の東京市場ではドル安円高が一気に進行した。  トランプ大統領が中国に対して2000億ドル相当の中国製品に対する追加関税の調査をUSTRに指示したとの発言がきっかけ。  先週適用が発表された500億ドル相当の中国製品への関税に対して、中国が対抗関税を課す方針を示したことを受けて、更なる追加措置を示したもの。  この発表を受けて110円台半ばから110円ちょうど手前まで売りが出て、その後いったんもみ合いに。  中国商務省が、今回の発言に対して強く非難し、対抗措置を示したことで、110円の大台を割り込んでドル売り円買いが加速し、ドル円は一時109円60銭台まで値を落とした。  世界的な貿易戦争への懸念もあって、各通貨に対して円高が進行。ユーロ円が128円台半ばから127円台半ばを付けるなどの動きに。  東京株式市場で日経平均が一時350円超、変化率にして1.5%超の下げを記録したほか、米株先物なども低下。さらに中国株式市場でシンセン総合が一時4.5%安、上海総合で3%超の下げなどが見られた。  投資資金の安全資産への逃避から米国債価格は上昇(利回りが低下)、10年債利回りは2.90%近辺から2.88%近辺に。 minkabu PRESS編集部 山岡和雅