【ロンドン市場】11月相場は欧州も株高でスタート、リスク選好の円安に

 1日のロンドン市場は、円安の動きが広がっている。11月相場が始まっているが、きょうの日経平均は400円超高で引けた。その流れを受けて欧州株も堅調にスタートしている。米株先物は前日の上昇から一段高。NY原油先物が55ドル台乗せ、NY金先物にもリスク選好的な買いが入っている。  為替市場はリスク選好の円売りが優勢。特にリスク動向に敏感なオセアニア通貨買いが先行している。NZドルは東京朝方に発表された一連の雇用統計の強さが買いを誘っており、ロンドン時間も一段高となっている。NZドル円は78円台後半から79円手前まで上伸。NZドル/ドルは0.69台乗せから0.6930近辺に高値を伸ばした。豪ドルはロンドン時間に入ってから騰勢を増した。豪ドル円は87.60近辺、豪ドル/ドルは0.7690近辺まで一段高。  資源国通貨としてはやや出遅れ感があったカナダドルもロンドン中盤にかけてジリ高の動き。カナダ円は88.60近辺に上昇。ドルカナダは1.2870台へと軟化。NY原油先物は55ドル台に乗せ、1月3日の年初来高値にほぼ肩を並べた。NY金先物も堅調で、リスク資産買いの面がでているもよう。  欧州通貨はやや上下動も、基本的には円安の流れ。ユーロ円は132.76レベル、ポンド円は151.80レベルに本日高値を更新した。ポンド相場はあすの英中銀金融政策会合を控えて神経質な面があったが、この日発表された10月の英製造業PMIが56.3と予想外の上振れとなったことに買いで反応していた。ポンドは対ユーロでも堅調。あすの英中銀会合では利上げ観測が高まっており、先週のECB理事会での慎重姿勢と対照的。ポンドドルは1.32台後半から一時1.3320近辺まで上昇。ユーロドルは1.1626-1.1657レンジで方向感に欠ける上下動にとどまった。  ドル円は113円台後半で揉み合ったあと、ジリ高の動きを続けており114.04レベルまで高値を伸ばした。ただ、クロス円の上昇と比べると緩やかな動きに留まっている。  みんかぶ「KlugFX」 松木秀明