【ロンドン市場】週明け欧州株が続落、円買い主導の展開

 5日のロンドン市場は、円買いが優勢。週明けの欧州株式市場が続落して取引を開始しており、リスク回避ムードが広がっている。米株先物も時間外取引で軟調。ダウ先物は一時300ドル超安と、先週末の米株の大幅安の影響が尾を引いている。米利上げペースの加速が警戒されるなかで、株式市場では金融相場の終焉を指摘する声もでていた。米10年債利回りはロンドン序盤に2.88%近辺まで一段と上昇したが、その後は2.84%割れまで低下した。前週末比マイナスとなっている。  ドル円は、東京午後からの110円挟みでの揉み合いから下抜けている。ロンドン中盤にかけては安値を109.65レベルに広げた。週明けの欧州株式市場は続落、米長期債利回りの上昇一服などが重石となっている。       ユーロドルはロンドンに入り、レンジ上限を1.2475レベルまで広げたが、その後は1.2440台と上昇一服。狭いレンジでの取引となっている。ユーロ円は円買い圧力が優勢。137円台が重くなっており、取引中盤には安値を136.57レベルに広げた。ただ、一連の欧州非製造業PMIが改善しており、ユーロ売り圧力はポンドと比較すると限定的。メルケル政権とSPDの連立合意があすにも発表される可能性があると一部に報じられていた。  ポンドが軟調。ポンドドルは序盤に1.4151レベルまで買われたが、上昇はそこまで。1月の英非製造業PMIが予想を下回る53.0に低下したことで、売りに転じた。取引中盤にかけては1.41台割れから1.4040レベルまで下落。ポンド円は155円近辺から154.07近辺まで下押しされ、本日安値を広げている。ポンドは対ユーロでも軟調。英EU離脱交渉の進捗について特段の報道はなく、大連立への合意が期待されるユーロ相場と対比される面も。            minkabu PRESS編集部 松木秀明