【ロンドン市場】貿易戦争への警戒を受けた円高は一服、欧州株高く

 26日のロンドン市場は、円売りが優勢。米CNNでムニューシン米財務長官が中国との貿易交渉を示唆、市場に貿易戦争激化回避への期待が広がったことが背景。週末を経て市場関係者の悲観ムードが落ち着いた面もあったようだ。週明けの米株先物が反発して取引を開始、日経平均が引けにかけて上げに転じたことに続いて、欧州株も堅調に推移している。  ドル円はロンドン朝方に105円台を回復、一時105.16レベルに高値を伸ばした。その後の下押しは104.90台までに留まり、再び105円台乗せと底堅い推移となっている。  ユーロドルは1.2360近辺まで小安く推移していたが、欧州株の上昇とともに1.24台を回復、高値を1.2417レベルに伸ばしている。ユーロ円は130円台乗せ。高値を130.53レベルまで伸ばす動き。バイトマン独連銀総裁は、ECBの金融政策正常化を直ちに始めるべき、2019年半ばの利上げは非現実的なものではない、2020年にはインフレがECBの目標前後に達する見込み、とこれまでの強気の見方を繰り返した。  ポンドドルは1.41台半ばから1.42台乗せへと上昇。高値を1.4230レベルまで伸ばしている。ポンド円は148.50近辺から149円挟みまで上昇。しばらく揉み合った後再び高値を149.61レベルに伸ばしている。一部報道によると英議会で労働党がハードブレグジット回避に向けた動きを繰り広げているとしており、ポンド相場に好感された面も。  ロンドン午前に、関係者がロシアは少なくとも10カ国から制裁を受ける見込みと報じられていた。ただ、株式市場の地合いは強く、特段の反応はみられていない。ダウ平均先物は300ドル超高へと上げ幅を拡大している。   minkabu PRESS編集部 松木秀明