【ロンドン市場】英中銀金融政策発表を控えて、ポンドは売り優勢

 2日のロンドン市場は、英中銀金融政策発表を控えてポンドが軟調。これまで利上げ観測がポンド買いの流れを形成してきたが、発表目前になってやや調整の動きが入っている。ポンドドルは東京市場で1.33台乗せに失敗したあとは売りの流れ、ロンドン序盤には1.3280近辺でのもみ合いを下放れて1.32台前半へ。安値を1.3210台へと広げている。ポンド円は151.20-40レベルでの揉み合いから150.80近辺へと下押し。対ユーロでもポンド売りが優勢。ユーロポンドは0.8780近辺から0.8810近辺へと上昇。  この日発表された10月の英建設業PMIが50.8と事前予想48.5から上振れたことで、一時買いの反応を示したが、すぐに売りの流れに押し戻されていた。  市場では、今回の英中銀利上げをほぼ織り込んでおり、焦点は票割れでどの程度の反対票がでるのか、今後の利上げの示唆はあるのかあるいは打ち止めか、来年以降のインフレ見通しはどうか、EU離脱に関する見解に変化はみられるのか、などの点に敏感に反応しそうだ。  ユーロは小高い。対ポンドでの買い戻しの動きが下支え。ユーロドルは米債利回り上昇とともに1.1630近辺まで反落したが、その後は1.16台半ばへと下げ渋り。ユーロ円は132.70-80レベルを中心にもみ合ったあと、132.90近辺へと本日高値を広げている。  この日発表されたドイツ雇用統計は失業率5.6%などほぼ予想通りの結果。ドイツとユーロ円の製造業PMI確報値は小幅に上方改定された。発表著釘のユーロ相場の反応は限定的だった。  ドル円は114円台を回復。113.90近辺でのもみ合いから114円台に乗せると114.17近辺まで買われた。ただ、東京朝方の高値114.22レベルには届かず、レンジ内での取引に留まっている。前日のNYレンジ内でもあり、昨日の米FOMCの無風通過や米株先物の小動きに動意薄。明日の米雇用統計発表までは動きにくそうだ。 みんかぶ「KlugFX」 松木秀明