【ロンドン市場】米FOMCを控えて小動き、米債利回り上昇は手掛かりにならず

 13日のロンドン市場は、小動き。市場にはNY市場での米消費者物価指数やFOMCの結果待ちのムードが広がっている。  ドル円は113円台前半での取引が続いている。東京昼過ぎには米アラバマ州での上院補欠選で民主党が1議席を奪取したことで、ドル円は113.13レベルまで下押しされる場面があった。ただ、その後は買い戻しの動きが入った。ロンドン市場では113.30-40レベルを中心とする揉み合いが続いている。米10年債利回りは2.415%近辺に上昇しているが、ドル円は反応薄。欧州株はやや売り物がち。  ユーロドルは1.17台前半でやや上値が重い。序盤に1.1763レベルまで買われたあとは、取引中盤にかけて1.1734レベルまで軟化。ユーロ円は133円台前半から一時132.95レベルまで小幅に下押しされている。対ポンドでも上値が重い。10月ユーロ圏鉱工業生産は予想を上回る伸びだったが、反応薄だった。  ポンドは堅調。ポンドドルは英雇用関連指標の発表を控えて1.3310近辺から一時1.3368レベルまで買われた。ポンド円も151円割れ水準から151.52レベルまで上昇。ただ、指標発表後は買いが一服。下値の堅さは維持も値動きは落ち着いた。欧州議会は、英EU離脱交渉の第2フェーズの開始を承認している。  英失業統計は強弱まちまち。失業保険ベースの統計によると、11月失業率は2.3%と前回と同水準。失業保険申請件数は5.9千人増、前回値は1.1千人増から6.5千人増に改定された。これは悪材料。ILO基準の統計では、8-10月失業率は4.3%と事前予想4.2%を上回り、前回と同水準に留まった。これは悪材料。週平均賃金は前年比+2.5%と前回の+2.3%(+2.2%から上方修正)から上昇した。賞与を除く週平均賃金は+2.3%と予想+2.2%を上回った。これは好材料。  豪ドルは、対ユーロでの値動きが中心だった。ユーロ/豪ドルは、1.55台前半と前日からの安値圏での推移。戻りは限定的。昨日は仏企業による豪企業の買収報道が話題になっていた。ロイター通信によると、「仏ユニボール・ロダムコは、豪ショッピングモールオーナーのウエストフィールド・コープを160億ドルで買収することに合意。豪企業に対する買収案件としては過去最高となる。」と報じられていた。市場にはユーロ売り・豪ドル買いの連想が広がっている。 minkabu PRESS編集部 松木秀明