【ロンドン市場】欧州通貨買いと円売りが優勢、欧州株堅調

 22日のロンドン市場は、欧州通貨買いと円売りが先行。欧州株が堅調に推移、米債利回り上昇などリスク警戒感が後退している。そのなかでユーロやポンドなど欧州通貨買いが相場をリード。  ドル円は110円台に再び乗せている。ロンドン朝方に109.80台まで下押しされたが、東京早朝につけた安値109.85レベルは割り込まず。その後は110円台に乗せると高値を110.22レベルまで伸ばした。足元では110.10-20レベルでの揉み合いとなっている。  ユーロ相場は買いが先行した。ユーロ円が128円台半ば、ユーロドルが1.16台後半へ上伸。ドイツとユーロ圏のPMI速報値は製造業がやや弱め、非製造業が強めとまだら模様だったが、総合PMIはいずれも前回から上向いており、ユーロ買いにつながったようだ。市場では、ユーロドルが前日に1.15台割れに失敗したことから、ユーロ売りの短期ポジションが巻き返されているとの観測もでている。その後はユーロ買いが一服。独シュピーゲルが、独SPDが総選挙を準備と報じたことに売りで反応。ユーロドルは1.1670近辺から1.1630台へ、ユーロ円は128.40近辺から128円手前水準へと反落した。  ユーロとともにポンドも堅調に推移している。ポンドドルは1.3315レベルまで高値を伸ばしており、前日から一段高になっている。ポンド円も146円台に乗せてから146.65近辺まで高値を伸ばしている。前日の英金融政策委員会では政策金利の据え置きが6対3で決定されており、前回の7対2からは利上げ派が増加していた。きょうもこの結果を受けたポンド買いの勢いが継続している。対ユーロでは序盤は売りが先行したが、足元ではポンドが巻き返している。 minkabu PRESS編集部 松木秀明