【ロンドン市場】欧州株は軟調も、一段の円高の動きは限定的

 25日のロンドン市場は、円買いの動きが先行した。米国が中国企業による米ハイテク企業への投資を制限する計画と報じられており、週明けの市場はリスク回避ムードが高まっている。ただ、東京市場での円高の流れはロンドン序盤まで。その後はユーロの買戻しが入るなど神経質に売買が交錯している。欧州株は下げ幅をじりじりと拡大しているが円高一辺倒の相場にはなっていない。  ドル円はロンドン朝方に109.38レベルまで安値を広げた。その後は109円台半ばでのもみ合いとなっている。足元では109.60台へとやや反発の動きが優勢。  ユーロ相場は振幅。ユーロドルは1.1629レベルに安値を広げたあとは1.1670近辺まで反発。その後再び1.1640レベルまで下落、1.1670近辺に再々上昇。レンジ相場となっている。ユーロ円はロンドン序盤に127.29レベルまで安値を広げた。その後は買い戻しが優勢。再度の下押しは127.40近辺まで。足元では127.90台へと買い戻しが強まっている。この日発表された6月の独Ifo景況感指数は101.8と前回の102.3から低下。昨年11月の数字をピークとして低下が続いている。ただ、事前予想通りの数字でもあって、発表後はユーロが買い戻されていた。  ポンド相場は売りが先行。朝方にポンドドルは1.3221レベル、ポンド円は144.70レベルまで下落した。いずれも先週末の安値を下回る軟調な動きだった。しかし、ユーロに買戻しが入ると、ポンドも反発。神経質な上下動を経て、足元ではポンドドルは1.3270近辺、ポンド円は145.40近辺まで上昇。往来相場となっている。きょうは主要な英経済指標の発表は無く手掛かり難。  豪ドル円は81.11レベルに本日安値を広げた後、81.50近辺まで反発。足元では81.20近辺へと再び下落。豪ドル/ドルはロンドン早朝に0.7413レベルまで本日安値を広げた。その後の買戻しは0.7835-40レベルまで。足元ではレンジ内での取引に落ち着いている。 minkabu PRESS編集部 松木秀明