【ロンドン市場】小幅ながらドル売り継続、南アランドは急反発

 27日のロンドン市場は、ドル売りが継続した。南アランドを除くと各主要通貨は比較的小幅の値動きに留まっている。  ドル円は111円台前半で上値が重い。東京午後の111.40レベルの揉み合いを下放れており、ロンドン序盤に111.16レベルまで下落。その後の戻りは111.35近辺まで。ロンドン中盤には米債利回りの低下もあって、111.10近辺へと下押しされている。11月23日安値111.07レベルを割り込むのかどうかが注目される。  ユーロドルはロンドン序盤に1.1957レベルまで高値を伸ばした。11月22日以来のドル安・ユーロ高水準となった。その後は買いが一服しているが、下値は1.1920近辺までと限定的。先週末からの高値圏を維持している。ユーロ円は132.80付近での揉み合いから132.55レベルまで下押しされている。  ポンドドルは1.33台前半から1.3357レベルまで上昇し、その後も1.3340-50レベルに高止まり。ポンド円は148.20近辺から148.60近辺で上に往って来い。  豪ドルやNZドルは比較的堅調。豪ドルは対ドルで0.7645近辺、対円で一時85円台乗せとなった。NZドルは対ドルで一時0.69台乗せ、対円で76.90近辺まで買われた。ただ、一時プラスに転じた欧州株が再び軟化しており、両通貨とも買いは一服している。  この日は南アランドが急反発している。先週末には格付け会社S&Pが同国をジャンク級に格下げしたことでランド相場が急落した経緯があった。しかし、この日はズマ南ア大統領が、財政支出削減や増税、保有株の売却などの緊急策を指示したと報じられており、前週末のランド売りを消している。ドル/南アランドは14.17台から13.71台まで急落。約1ヶ月ぶりのランド高水準となった。    minkabu PRESS編集部 松木秀明