【ロンドン市場】円買い継続する中、中国当局者発言でドル売り強まる

 10日のロンドン市場は、前日からの円買い圧力が継続。この日は中国当局者発言でドル売りの動きも加わる展開になっている。  ドル円は、111円台前半での取引。東京朝方には112円台後半で取引されたが、112円台前半に下落してロンドン市場を迎えている。引き続き前日の日銀の超長期債オペ減額の影響が残っていた。ロンドン市場でも112円割れへと一段安。さらに、中国当局者が、米債投資に消極的な姿勢の発言をしたことで米債売り、米株先物売りとともにドル売りが広がった。ドル円は安値を111.30近辺まで広げている。高値から約1円50銭の大幅安となった。  ユーロドルは1.20台前半での取引。この日は円相場主導の展開で始まり、ユーロドルは1.1920台から1.1950台で振幅した。その後、中国当局者発言が伝わるとドルが全面安となり、ユーロドルは一気に1.2018近辺まで高値を伸ばした。ユーロ円は振幅。序盤は円買い圧力に押された134円割れから133.32レベルまで下落。その後はユーロドル急伸で133.80近辺まで買い戻されている。   ポンドドルは1.35台半ばでの取引。序盤は売りが先行し1.35台を割り込むと1.3482レベルまで下落。11月の英鉱工業生産が予想を上回る結果となるも買い反応は一時的に留まった。その後は、中国当局者発言を受けたドル売りで一気に1.3562レベルまで急反発。ポンド円は上値が重い。序盤に152円割れから150.60近辺まで大きく売り込まれた。その後の戻りは151円台前半までと限定的。  米株先物が下げ幅を拡大。ダウ平均先物は100ドル超安となっている。一方、米10年債利回りは2.54%台から一時2.59%台まで上昇。そしてドル安。このあとのNY市場でもいわゆる米国売りの図式が続くのか注目される。 minkabu PRESS編集部 松木秀明