【ロンドン市場】円買いの動きは一服、ドル円は105円近辺

 23日のロンドン市場は、円買いの動きは一服している。ドル円、クロス円ともに戻りは限定的ではあるが、一段と円高水準を試す動きにはなっていない。欧州株は大幅続落となっているが、次第に下げ幅は縮小。この時間帯には主要な経済指標発表や金融当局者らの講演予定はみられず、次の材料待ちのムードとなっている。  ドル円は序盤に104.66レベルまで下落したが、東京早朝の安値104.64レベルには届かなかった。その後は買い戻しの動きが優勢になっている。これまでの戻り高値は105.12レベルまで。引き続き105円台前半から半ばにかけては売り注文が残っているとの観測があった。  ユーロ円も129円台前半での揉み合いから129.60近辺へと小反発。東京早朝の高値129.65レベルを試す動きがみられている。ユーロドルはロンドン朝方に1.2349レベルまで買われたが、その後は米債利回りの低下一服で1.2310台まで反落。ただ、総じて方向性に欠けている。  ポンド円は148円を挟んでの上下動。下押しは147.80近辺までと東京早朝の安値147.68レベルには届かなかった。その後は148円台前半に戻しているが、148.30近辺では売買が交錯しており、この日の高値148.59レベルには届いていない。ポンドドルは1.41を挟んだ上下動。前日からの安値圏での揉み合い。  このあとのNY市場では、米耐久財受注と新築住宅販売件数、カナダ小売売上高と消費者物価指数の発表が予定されている。また、一連の米金融当局者らの講演が予定されており、今週のFOMCでの利上げ後の発言として注目される。ただ、トランプ政権関連の報道やそれに伴う米株動向には引き続き注意が必要に。   minkabu PRESS編集部 松木秀明