【ロンドン市場】円相場が振幅、次第に円売り優勢に

 28日のロンドン市場は、方向感が定まらない取引となっている。序盤は株安、商品相場安などを受けてリスク回避の円買いが先行した。しかし、欧州株が次第に下げ幅を縮小する動きとともに円安方向に転じている。ドル相場もドル買いが先行したが、長続きしていない。前日のロンドン市場と比較すると活気が乏しい印象。前日はイースター前の月末・期末取引で盛り上がったが、きょうは休暇モードに雰囲気もでてきているようだ。  ドル円は105円台後半を中心とした取引。ロンドン早朝に105.70台まで買われたあとは、円高圧力押されて105.40台まで下押しされた。しかし、下げ渋りの動きで105.70レベルを再び上回ると本日高値を105.98レベルまで広げている。  クロス円も円高から円安へと方向が転じている。ユーロ円は130.59レベルまで下落したあとは131円台を回復して、高値を131.35レベルに伸ばした。ポンド円はロンドン早朝に149.98レベルまで買われたが150円台には届かず反落。欧州株安とともに149.10台まで下落。しかし、その後は再び1買い戻しが入り、150.01レベルと高値を伸ばした。豪ドル円は下に往って来い。序盤に80.76レベルの安値をつけたあとは81.30近辺へと買い戻されている。  ドル相場はややドル買いが優勢。ドル円の上昇が牽引したほか、ユーロドルは一時1.24台割れ、ポンドドルは1.41台前半へと水準を下げている。ただ、クロス円が上昇局面に転じるといずれも下落の動きは鈍っている。豪ドル/ドルは0.76台後半で上値が重いが、取引中盤には下落は一服している。    minkabu PRESS編集部 松木秀明