【ロンドン市場】円相場が振幅、株安にらんで円買い優勢に

 9日のロンドン市場は、ドル円やクロス円が上下動。序盤は円売りが先行したが、欧州株安や米株先物の反発力の鈍さを受けて次第に円買い優勢となっている。  ドル円は、ロンドン序盤に109.31レベルまで買われたが、その後は一時109円割れと上げを解消している。序盤は堅調だった米株先物だが、次第に上げ幅を削っている。ダウ平均は下げに転じる場面も。欧州株は中盤にかけて下げ幅を拡大。独DAX指数は一時1.5%安となっている。      ユーロドルはロンドン朝方の取引で一時1.23台乗せを試す場面があったが、大台には届かず。その後は売りに押されて1.2227レベルまで下落した。ユーロ円は上に往って来い。134.17レベルまで買われたあとは、反転して133.20台まで下押し。東京午前の水準に戻している。       ポンドドルは序盤に1.3987レベルまで買われたが、その後は売りに転じる。1.39台を割り込むと安値を1.3811近辺に広げている。ポンド円も152円台後半まで上昇したあとは売りに転じた。大台割れが続いて150.40近辺まで下落。この日発表された12月の英鉱工業生産が予想以上に低下したことが重石。また、EU離脱の移行協議がなかなか合意できない状況となっているもよう。前日の激しい上下動から安値を割り込んだことで、週末を控えて買いポジションの調整が誘発された面も。対ユーロでもポンド安が進行している。                  minkabu PRESS編集部 松木秀明