【ロンドン市場】円相場が上下動、南北首脳会議の報道で円売りに転じる

 6日のロンドン市場は、円相場が円高から円安へと目まぐるしく変化した。序盤は東京午後からの流れを受けて円買いが先行する。EUが5日夜に米国への報復関税について協議したと報じられたことが背景。ただ、米株先物や欧州株は前日の米株高を受けて上昇しており、円相場とはチグハグな動きとなっていた。取引中盤に一気に流れが変化する。北朝鮮と韓国が4月に首脳会議を行うことで合意、北朝鮮は体制維持が保証されるなら、非核化にオープンと報じられたことが背景。相場は一気に円安へと傾いている。  ドル円は序盤に105.85レベルまで安値を広げた。しかし、北朝鮮関連の報道を受けて一気に買われ、106.40台まで上昇している。ただ、東京午前につけた高値106.46レベルには届いていない。この後の米国市場でのトランプ大統領の反応など不透明感が残っているもよう。  ユーロやポンド、豪ドルなどその他主要通貨でも対円の動きが主導した。序盤は円買いが優勢となったが、北朝鮮報道の後は一気に円売りが強まっている。ユーロ円は130.60レベル、ポンド円は146.56レベル、豪ドル円は82.17レベルに本日安値を更新。その後は欧州株高をにらんで円買いが一服。北朝鮮報道の後は、ユーロ円は131.93レベル、ポンド円は147.91レベル、豪ドル円は83.12レベルに本日高値を更新した。  ドル相場は対円でドル買いに転じたほかは、クロス円の上昇とともにドル売りが強まっている。ユーロドルは1.23台前半での揉み合いから一時1.2400レベルまで、ポンドドルは1.38台前半から1.39台乗せ水準へと急伸。豪ドル/ドルも0.77台半ばから0.7816レベルまで買われている。      minkabu PRESS編集部 松木秀明