【ロンドン市場】リスク回避一服、ユーロ主導で買い戻される

 30日のロンドン市場は、リスク回避の動きが一服している。ユーロ主導で、円売りやドル売りの動きが広がっている。ドル円も上昇。この日はイタリア株や債券の下落が一服。イタリア株は神経質な上下動となっているが、足元では2%超高と反発。また、前日に2.8%台まで上昇したイタリア2年債利回りも1.60%台まで低下した。この日実施されたイタリア10年債入札が注目されたが、応札倍率は1.48倍と昨年12月以来の高水準となり、市場を安堵させていた。  イタリア政局については、引き続き不透明感は高い。サルビーニ伊同盟党首は、大統領に早期選挙の道を整えるよう求める、と述べた。五つ星のディマイオ党首は、コンテ首相あるいは選挙のいずれかを望む、と発言。早期の再選挙の機運が高まっている。  ユーロドルは1.1550近辺から1.1641レベルへと高値を伸ばしている。ユーロ円も125円近辺を安値に126.79レベルまで反発。    ポンドドルは1.32台後半での振幅となるなかで、本日高値を1.3295レベルまで伸ばした。ポンド円は144円を挟むもみ合いから144.84レベルまで上抜けている。ただ、ユーロポンドは上昇しており、ポンド買いはユーロ買いの後追いとなっている。  ドル円はリスク動向の改善を受けて上昇。米10年債利回りが2.88%近辺に上昇していることも下支え。108円台後半での上下動のなかで、一時108.96レベルと109円台に接近している。 minkabu PRESS編集部 松木秀明