【ロンドン市場】ポンドが軟調、次の通商交渉に不透明感も

 15日のロンドン市場は、ポンドが軟調に推移している。この日のEU首脳会議で英EU離脱交渉が第2段階に移行することが正式に承認された。市場では早くも次の通商交渉での難航が警戒されているもよう。ポンドドルは1.34台前半から下落、取引中盤には1.34割れから1.3380近辺に安値を広げた。ポンド円も150円台後半から150.08レベルと大台割れをうかがう水準に下落。  その他の通貨では、豪ドルが振幅している。豪ドル/ドルは序盤に0.7695レベルまで買われたが、取引中盤には0.7660台と東京午後の水準へと押し戻されている。豪ドル円は86円台前半から86円割れへと小安い。欧州株は3日続落している。  ユーロはポンドと対照的に小高い。ユーロドルは1.1780近辺から一時1.1812レベルまで上昇。その後は1.18挟みに落ち着いている。ユーロ円はドル円とともに132.06レベルまで下押しされたが、その後は132円台前半で下げ一服。ノボトニー・オーストリア中銀総裁は、ECBは石油価格がインフレに与える影響を注意深くみるべき、と指摘。独連銀は同国の成長見通しを2019年まで上方修正した。  ドル円は序盤に112.03レベルまで下値を広げたが、大台割れには至らず。その後は112.20付近での揉み合いが続いている。 minkabu PRESS編集部 松木秀明