【ロンドン市場】ポンドが下落、英消費者物価指数の伸び鈍化で

 18日のロンドン市場は、ポンド売りが目立っている。この日の注目材料の一つである英消費者物価指数の3月前年比が+2.5%と事前予想および前回2月の+2.7%から伸び鈍化となったことが背景。ポンド相場は発表前から上値が重くなっていたが、発表後には売りが殺到した。ポンドドルは1.42台後半から1.4173レベルまで、ポンド円は153円台前半から152.06レベルまで急落した。その後の戻りも小幅に留まっている。  今週はポンドドルが一時1.43台後半と2016年6月の英国民投票以降の戻り高値をつけたが、きのうの英賃金上昇の伸び悩みとともにきょうの英消費者物価の約1年ぶりの低水準とポンド売り材料が続いた。5月のMPCでの利上げは確実視されているものの、市場での利上げ確率は先週の9割からきょうは8割を下回る水準となっている。  ユーロ相場は方向性に欠ける値動き。序盤はポンドと同様に売りが先行したが、対ポンドでのユーロ買いが入ると反発。ユーロドルは1.2340近辺まで下落したあと、1.2380台へと上昇。小幅ながら本日の高値を広げた。ユーロ円は132.40台へと沈んだあと、132.70台へと買い戻されている。この日発表された3月のユーロ圏消費者物価指数確報値は前年比+1.3%と速報値+1.4%から下方改定された。一時ユーロ売り反応もすぐに収束している。 ドル円は小安い。107.30近辺から107.15近辺へとジリ安。欧州株は小高く推移しており、原油先物相場も堅調。リスク動向は落ち着いているが、一段の買いにはつながっていない。日本時間19日午前6時半に日米首脳共同記者会見が予定されており、それまでは円相場は動きにくそうだ。 minkabu PRESS編集部 松木秀明