【ロンドン市場】ドル買い優勢、週末に向けたポジション調整で

 16日のロンドン市場は、ドル買いに転じる動き。ドル円は106円台を回復、ユーロドルは1.24台後半に下落している。  ドル円は東京午後に106円割れから一気に105.55レベルまで急落する場面があった。しかし、その後はじり高の動きが継続。ロンドン市場でも106円台を回復し、取引中盤には106.30台へと上昇。東京午前の高値106.35レベルにほぼ並んだ。  ユーロドルはロンドン朝方に1.2555レベルに高値を伸ばした。その後は1.25台を維持できず、1.24台に反落している。取引中盤には1.2460レベルに安値を更新。前日比でもマイナスとなっている。ユーロ円は132円台後半から一時132.35近辺まで下押し。欧州株は上昇しており、ユーロドルの下げに伴う動きとなっている。  ポンドドルは1.4145レベルに高値を伸ばしたあとは売りに転じている。1.41台をあっさりと割り込むと安値を1.4036レベルまで広げている。ポンド円は149円台後半から149.14レベルまで下押しされた。この日発表された1月の英小売売上高は前月比+0.1%、前年比+1.6%といずれも事前予想を下回る伸びに留まった。  ドル指数は5営業日ぶりに反発している。きょうのドル買いについては米三連休を控えた週末調整の面が強いようだ。欧州株は続伸、米10年債利回りは一時2.88%台に低下と、それぞれ円安、ドル安材料だったものの、為替市場ではドル高を中心にクロス円の上値が重い展開と矛盾する値動きになっている。各市場の連動性は薄れていた。      minkabu PRESS編集部 松木秀明