【ロンドン市場】ドル買い優勢、米雇用統計の発表を控えて

 2日のロンドン市場は、ドル買いが優勢。ドル円は東京午後からの上昇が継続しており、ロンドン市場では高値を109.92レベルまで広げている。欧州株や米株先物が大幅安となり、NY原油先物も上昇一服となっているが、リスク回避的な円買い圧力はみられない。ただ、米雇用統計発表を控えていることもあり、値幅は30銭程度と限定的。  ユーロ相場は高値圏での振幅。ユーロドルは1.24台後半での取引。ロンドンに入り、独債利回り上昇とともに1.2518レベルまで上昇。しかし、買いは続かず1.25割れから一時1.2476レベルまで下落した。ユーロ円は序盤に高値を137.40レベルまで伸ばしたが、その後は137円台前半での取引に終始している。水準的には東京市場よりもユーロ高・円安水準を維持している。欧州株の大幅安には反応薄。12月ユーロ圏生産者物価指数は前月比+0.2%、前年比+2.2%と予想および前回値から鈍化したが反応薄だった。     ポンド相場は上値が重い。ポンドドルは1.42台後半から一時1.4202レベルまで下落。ポンド円は東京午後に156.61レベルまで高値を伸ばしたが、その後は上値が押さえられている。ユーロ買い・ポンド売りの動きが優勢となっており、ポンド買いは一服している。1月の英建設業PMIは50.2と事前予想52.0を下回った。来週はEUと英国との離脱交渉の第2ラウンドが開催される予定と報じられた。  豪ドルは軟調。豪ドル/ドルは0.7990近辺と引き続き0.80台を割り込んでいる。市場では、米国と豪州の長期債利回り格差に着目する声もでてきている。10年債利回りの格差は4bp台に縮小。先週1月26日には20bp超だった。豪ドル円は87円台後半での振幅に留まっている。ドル円上昇と豪ドル/ドル下落でバランスが保たれた格好。                 minkabu PRESS編集部 松木秀明