【ロンドン市場】ドル買いの流れ継続、円相場には円買い圧力も

 13日のロンドン市場は、ドル買いの流れが継続している。ユーロドルやポンドドルなど対欧州通貨で前日から一段とドル高が進行している。ドル円も序盤に高値を伸ばしたが、クロス円の下落に押されて買いは一服。ただ、米金融機関決算への期待で持ち直すなど神経質な動き。  ドル円は112円台後半での取引。序盤に112.80レベルまで高値を伸ばす場面があった。しかし、欧州通貨売り・ドル買いに押されてクロス円が下落しており、ドル円も一時112.42レベルまで下押しされた。ただ、米JPモルガンの好決算発表を受けて再び112.60近辺へと盛り返している。ドル買いの流れ自体には大きな調整は入っていない。  ポンドドルは1.32台前半での取引。ドル買いの動きはポンドドルが先行した。1.3180近辺から売られ始め、一時1.3103レベルと大台割れ目前まで下落した。その後は1.31台前半での揉み合いと反発力は限定的。ポンド円は東京午後には148円台半ばからじり安の動きがみられた。ロンドン市場でも売りが継続し、安値を147.65近辺まで広げた。トランプ米大統領は、メイ英政権のEU離脱方針を批判しており、ロンドン時間にこの材料が蒸し返された面があったようだ。トランプ米大統領はメイ英首相と会談し、お互いの強い関係性を確認、貿易交渉を始めるとしたが、市場は反応薄だった。  ユーロドルは1.16台前半での取引。ポンドとともに下落。1.1660近辺での揉み合いを下放れて、一時1.1613レベルまで下落した。ユーロ円は東京市場からの売りが継続。ロンドン市場では131円割れから130.81レベルまで下押しされた。対ポンドではややユーロが買われている。  このあとのNY市場では米輸入物価指数とミシガン大消費者信頼感指数が発表されるが、市場の関心は米金融機関の決算発表とともに米株式市場の動向に集まりそうだ。 minkabu PRESS編集部 松木秀明