【ロンドン市場】ドル売り先行もECB理事会控えて様子見に

 14日のロンドン市場は、ドル売りが先行した。ECB理事会の結果待ちムードが広がるなかで、前日FOMC後のドル売り方向への調整が継続。そのなかで、ポンドは英小売指標が強含んだことで買われた。  ドル円は110円を割り込んでいる。東京市場では110.35近辺まで買われたあとは売り圧力が継続。ロンドン序盤には110円台を割り込むと109.92レベルまで下押しされた。その後は110円付近での揉み合い。  ユーロドルは堅調。1.18ちょうど近辺からジリジリと買われており、高値を1.1831レベルまで伸ばした。ユーロ円は売買が交錯しており、神経質だが、129円台後半から130円台乗せへと水準を上げており、東京午後の下げを消した。  ポンド相場は独自の動き。この日発表された5月の英小売売上高が前月比+1.3%(予想+0.5%)、前年比+3.9%(予想+2.4%)と上振れしたことが買いを誘った。ポンドドルは1.3405-10レベルから一時1.3447レベルまで上昇。ポンド円は147.50近辺から147.85近辺まで買われた。いずれも本日の高値を更新。  豪ドルは安値水準での揉み合い。豪ドル/ドルは序盤に0.7547レベルまで下押しされたあと、戻り0.7560台まで。ドル安圧力が先行するなかでは豪ドルの上昇力は弱い。豪ドル円は82.99レベルに本日安値を更新。その後は83.20近辺で上値を抑えられている。     欧州株は全般に売られており、前日NY市場終盤に報じられた米国が早ければ金曜日にも中国に輸入関税を適用との報道が警戒感を広げた。また、FOMCのタカ派姿勢に続いてECB理事会での出口への動きも株式市場を圧迫した面も。米10年債利回りは一時2.94%台へと低下しており、ややリスク回避の動き。 minkabu PRESS編集部 松木秀明