【ロンドン市場】ドル円113円近辺で売買交錯、全般的にドル買い優勢

 19日のロンドン市場は、ドル買いが優勢。ドル円は112.70台から113円台に再び乗せると、高値を113.08レベルまで伸ばした。113円近辺では売買が交錯しており、神経質な取引となっている。ただ、ドル買いの動きは欧州通貨や資源国通貨でより顕著となっており、クロス円は軟化傾向。ドル円の上昇は連れ高といった面が強かった。  ユーロドルは1.15台後半での取引。東京午後の1.1650付近での揉み合いを下放れると1.16台割れから一時1.1587レベルまで本日安値を更新した。ユーロ円は131.30近辺から130.99レベルまで小安い動き。ただ、対ポンドではユーロ高の動きとなっている。この日はユーロ関連の主要な経済統計発表は無く、ポンドにつれ安となっていた。  ポンドドルは1.29台後半での取引。ロンドン早朝から売りが始動。1.30台後半から売られ続けて1.30台割れから一時1.2975レベルまで下落した。昨年9月5日以来の安値水準となった。ポンド円は147.50近辺が重く、147円割れへと下押し。一時146.68レベルまで安値を広げた。この日発表された6月の英小売売上高が予想を下回る結果となったことが、ポンド売りを加速させる場面もあった。6月英小売売上高は、前月比-0.5%と事前予想+0.2%から予想外のマイナスとなった。前年比の伸びは+2.9%と事前予想+3.5%には届かなかった。  豪ドル/ドルは0.73台前半での取引。ロンドン早朝に0.74台を割り込むと売りが継続、足元では0.7337レベルまで安値を広げている。豪ドル円は83円台後半から83円割れへと下落。いずれも強い豪雇用統計を受けた豪ドル買いの動きを帳消しにして、さらに倍返しの下落となっている。  ドル/人民元(オフショア)が1ドル=6.8032レベルまで上昇。約1年ぶりの人民元安・ドル高水準となった。米中貿易戦争が深刻化するなかで6月中旬から人民元安の動きが加速している。足元では、全般的なドル高圧力に波及している面もでてきている。 minkabu PRESS編集部 松木秀明