【ロンドン市場】ドル円110円台前半に落ち着く、ユーロはノボトニ一発言に売り反応

 20日のロンドン市場は、ユーロが振幅したほかは総じて小動き。東京・アジア市場で株式相場が反発し、米中貿易戦争をめぐる警戒感の相場が一服したことが背景。欧州株も買いが先行している。米債利回りは前日並水準での小動き。  ドル円はロンドン朝方に110.25レベルまで小幅に高値を伸ばしたあとは模様眺めムードが広がっている。やや上値が抑えられているが、110円台は維持されており、狭いレンジ取引が続いている。  ユーロ相場は神経質な上下動。ユーロドルは序盤に1.1590台に乗せる場面があった。米債利回りが低下して取引を開始したことがドル売り圧力となっていた。しかし、買いは続かず。この日はECB関連のイベントが開催されており、中銀高官らの発言が相次いだ。そのなかで、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が、ユーロはドルに対して減価するとみている、と発言。ユーロ売りの反応が広がり、ユーロドルは1.1537レベルまで下押しされた。その後は1.1560-70レベルに落ち着きどころを見出しての揉み合い。ユーロ円は序盤に127.74レベルまで上昇、その後のノボトニー発言で127.10レベルまで下落。その後は127円台前半でやや上値が重くなっている。  ポンド相場は小動き。EU離脱関連などで特段の新規材料はでていない。英株は堅調に推移しているが、ポンド買いの動きも限定的。ポンドドルは1.3150近辺から1.3180近辺までのレンジ取引。ポンド円は144.80近辺から145.15近辺での振幅に留まっており、方向性は希薄。 minkabu PRESS編集部 松木秀明