【ロンドン市場】ドル円107円台乗せとドル買い優勢、ポンドは一時買われる

 20日のロンドン市場は、ドル買いが優勢。東京市場からのドル買いの流れが継続している。三連休明けの米国市場の動向に関心が集まるなかで、米10年債利回りが一時2.925%近辺へと上昇、ドル買い圧力となった。  ドル円は107円をめぐる攻防戦で始まった。107円手前では売りが厚く、売買が交錯する場面があった。しかし、ひとたび107円ちょうど近辺の売りをこなすと高値を107.20レベルまで伸ばした。その後も107円台を維持してNY市場待ちとなっている。  ユーロドルは売りが継続。東京市場からジリ安の流れを形成していたが、ロンドン市場ではその動きが加速している。1.23台後半での揉み合いを下抜けると一時1.2333レベルまで下落。ポンド買い・ユーロ売りのフローも加わった。一方、ユーロ円は132円台前半での上下動に留まっている。欧州株は小高いものの上値を追う勢いには欠けている、米債利回りの上昇を嫌気してダウ平均先物が一時200ドル超安となリ、リスク動向はやや不安定に。  ポンド相場は激しく上下動。ポンドドルは序盤はドル買い圧力に押されて1.39台後半から1.3932レベルまで下落。やや値動きが一服したところにEU離脱関連の報道が入った。離脱後も、EUは英国にある程度の単一市場での特権を認める柔軟姿勢を盛り込む文書を策定しているという。これを受けてポンド買いが強まり、ポンドドルは1.4015レベルまで急伸。ポンド円も149円台前半から一時150円台に乗せた。しかし、NY勢の参加を控えて、1.39台後半、149円台後半へと上値を押さえられている。  この日発表された2月のドイツZEW景況感指数は17.8と事前予想16.0を上回った。前回1月は20.4だった。また、同時刻に発表された2月ユーロ圏ZEW景況感指数は29.3と前回1月の31.8から低下した。ユーロ相場は反応薄だった。2月の英CBI製造業受注指数は10と前回11および事前予想14から低下した。目立ったポンド売り反応はみられていないが、一部報道を受けたポンド急伸の動きは一服した。      minkabu PRESS編集部 松木秀明