【ロンドン市場】ドル円107円台を回復、トランプ発言で希望的なムードも

 12日のロンドン市場は、トランプ発言をめぐり株高・円安の反応した。シリア情勢をめぐり米国とロシアの緊張が高まっており、市場の関心はシリア攻撃のタイミングとなっている。そのなかで、トランプ米大統領は「シリア攻撃の時期について決して言わない、すぐかも知れないしそうではないかも知れない」とツイッターで述べた。それに先立ってロシア政府からは「米ロ首脳の電話会談の予定は現時点では無い」としていた。市場では、双方が今後話し合いを行うのでは、との希望的観測がでているようだ。欧州株が上昇に転じたほか、米株先物が上昇幅を拡大、米10年債利回りも上昇に転じた。  ドル円は106.80-90レベルでの揉み合いが続いていたが、トランプ発言を受けた株高とともに107円台乗せから高値を107.20レベルまで伸ばした。クロス円も円安に反応。ユーロ円は序盤に132円割れから131.80近辺まで売りが入ったが、ドル円の上昇とともに132.30近辺まで反発、下げを消した。ポンド円は強い動き。序盤に131円台半ばから151.20割れまで下落も、一気に買いに転じると本日高値を152.18レベルまで伸ばした。安値からはちょうど1円の上昇幅となった。豪ドル円も同様に82円台後半から83円台乗せへと買われている。  ドル相場はドル高の動きが優勢。ユーロドルは序盤に1.2370近辺から1.2328レベルまで下押しされた。その後の戻りは1.2350レベル手前までと限定的。ポンドドルや豪ドル/ドルは下に往って来い。ポンドドルは1.41台後半から一時1.4150割れも、ポンド円の上昇とともに1.42台乗せへと反発している。豪ドル/ドルは0.7750レベルを挟んで約20ポイント幅での上下動となっている。ドル円の上昇とユーロドルの下落の動きがドル指数を89台半ばから89台後半へと押し上げた。 minkabu PRESS編集部 松木秀明