【ロンドン市場】ドルがジリ安、ポンドは依然神経質な動き

 11日のロンドン市場は、ドルがジリ安となっている。ドル円は113.50割れから113.32レベルまで下押し。その後も113.50レベルは重くなっている。ユーロドルは1.1770-80レベルから徐々に上値を伸ばしている。一時1.1803レベルと大台に乗せたが、その後は1.1790近辺で売買が交錯している。ユーロ円は133.60-80レベルでの揉み合い。先週末からの高値圏は維持している。  この日は米債利回りが小幅低下。10年債は2.38%台から2.36%台半ばへと低下している。先週末の米雇用統計を通過し、今週はあすあさってと米FOMC会合が開催される。きょうはイベントの狭間で、調整ムードが優勢になっている。  ポンド相場は先週から引き続き神経質。ポンド売り圧力がやや優勢。ポンドドルは序盤に1.3431レベルまで反発したが、すぐに売りに転じると1.3345レベルと前週末安値を下回る場面があった。ポンド円は152円割れから一時151.33レベルまでの下押し。引き続き上値が重い背景には、先週末のEU離脱交渉の合意では、まだアイルランド国境についての具体的な対応が示されず、象徴的に厳格な管理を回避、とされるに留まったことがあるようだ。今後の通商交渉段階でも不透明感が広がる可能性が指摘されよう。  NZドルは堅調。ロンドン序盤にNZドル/ドルは0.6930レベル、NZドル円は78.60レベルまで高値を伸ばした。その後は買い一服も、東京市場からの高値水準は維持されている。次期NZ中銀総裁に、元副総裁のエイドリアン・オア氏が指名されており、市場はこれを好感した。 minkabu PRESS編集部 松木秀明